pixiv事務局です。
2021年12月下旬より、デスクトップ・モバイル版pixivにおいて、マンガ作品ビューアーのデザインを変更いたします。
新しいマンガ作品ビューアーはウィンドウ全体を利用したデザインになります。
それにともない、投稿時に「ブック形式」を指定することできるようになります。
「ブック形式」ではデフォルトの表示が縦ではなく横読み形式となり、デスクトップ版では2ページの画像を1画面に表示する見開きページを快適に閲覧することができます。
新しいビューアーは複数枚のマンガ作品のみに適用され、イラスト作品は対象になりません。
また「ブック形式」を指定しなければ、従来通り1ページずつ縦読み形式で公開することも可能です。
過去pixivではブック形式マンガの見開き(横読み)表示機能を提供していましたが、2019年に一旦提供を終了いたしました。
しかし、機能提供終了後もクリエイターの皆さまから魅力的な見開きページを含むマンガ作品を投稿し続けていただいていることから、これらの作品の魅力を損なわず表現できるビュアーについて改めて検討し、今回マンガの見開き表示を復活いたします。
新しいデザインは一部のユーザーの方から順次リリースされ、近日中にすべてのユーザーの皆さまがご利用いただけるようになります。
<新しいマンガ作品ビューアーのイメージ>
■マンガ作品を見開きで表示するには(投稿者向け)
ご自分の投稿したマンガ作品をデフォルトで見開き表示に設定するには、マンガ作品投稿ページで複数枚の画像を選択後、左上の「ブック形式」のチェックをONにしてください。画像の横にある「右開き」のボタンを押すことで、画像の開き方向を変更できます。
日本語などに多い右から左に読むマンガは一般的に「右開き」、英語などに多い左から右に読むマンガは一般的に「左開き」が適しています。
また、既に投稿されている過去の作品はこれまでの作品画面と同様に縦読みで表示されますが、作品編集画面の「ブック形式」から見開きでの表示設定をすることが可能です。
■ビューアーの操作方法(閲覧者向け)
<デスクトップ版>
マンガ作品詳細画面の「作品を読む」をクリックすると、ウィンドウ全体でビューアーが開きます。
①前後ページへの移動
画面の左右をクリックすると前後のページに移動します。縦読みモードの時は画面の左右ではなく、上下の領域をクリックすると移動します。
↑ → ↓ ← J K のキーボードショートカット、読み方向へのスクロール操作でもページ移動が可能です。
②ページの拡大・縮小
画面中央の領域をクリックするとページを拡大します。もう一度クリックすると元に戻ります。
③メニューバー
ビューアの上下の端の領域にマウスポインターをかざすとツールバーが表示されます。ツールバーでは以下の操作が可能です。
④ビューアーを閉じる
⑤ページスライダー:●をドラッグでページ移動
⑥縦読み・横読み(右→左、左→右)を切り替える
※縦読み・横読みの方向はデフォルトではクリエイター側の設定に従いますが、⑥で切り替えが可能です。
<キーボードショートカットによる操作の詳細>
J : 作品を読む
J または ↓ : 次のページ(右開き時は ←、左開き時は → キーでも可)
K または ↑ : 前のページ(右開き時は →、左開き時は ← キーでも可)
V : 縦読み時にオリジナルサイズを表示
Z : サムネイル一覧プレビュー
L : いいね!
B : ブックマーク
esc : ビューアーを閉じる
<モバイル版>
①前後ページへの移動
画面の左右をタップすると前後のページに移動します。縦読みモードの時は画面の左右ではなく上下の領域をクリックすると移動します。
スクロール操作でもページ移動が可能です。
②ページの拡大・縮小
画面をピンチイン・ピンチアウト(2本指でつまむ動作)することでページを拡大、縮小できます。
③メニューバー
画面の中央の領域(②の領域)をタップするとツールバーが表示されます。ツールバーでは以下の操作が可能です。
④ビューアーを閉じる
⑤ページスライダー:●をドラッグでページ移動
⑥縦読み・横読み(右→左、左→右)を切り替える
※縦読み・横読みの方向はデフォルトではクリエイター側の設定に従いますが、⑥で切り替えが可能です。
※モバイル版では、ブック形式の設定が有効になっているマンガも1ページずつ表示されます。
今後ともpixivをよろしくお願いいたします。