▼コミック百合姫とは
毎月18日発売、女の子の思いを描いた唯一無二のガールズラブ専門誌です。 百合姫コミックスも雑誌と同じ毎月18日発売。雑誌・単行本ともに電子書籍も同時発売中。
http://www.ichijinsha.co.jp/yurihime/

▼新潮文庫nexとは
2014年に誕生した、新潮文庫内の次世代ラインナップです。キャラクターの魅力と、小説ならではの面白さを最大限に追求した文芸作品を毎月刊行しています。
https://www.shinchobunko-nex.jp/

▼EARLY WINGとは
声優マネジメント事業を中心に、声優育成事業や音響制作事業などを幅広く手掛ける声優事務所です。
http://earlywing.co.jp/ewblog/

▼書泉百合部とは
書店「書泉」の百合好きスタッフが、百合作品を盛り上げる為に結成した部活動。
各店舗で棚の展開等を行い、ツイッターでも随時百合作品の情報を発信しています。
https://twitter.com/shosenyuribu/

募集部門

短編部門
本文文字数:5,000字以上~19,999字以下

中・長編部門
本文文字数:20,000字以上

※pixiv上に表示される本文の文字数により、自動的に応募部門が振り分けられます





書泉百合部×pixiv「第5回百合文芸小説コンテスト Twitterプレゼン会」開催!




第5回百合文芸小説コンテスト 受賞作品
2022年12月20日(火)〜 2023年3月5日(日)まで開催された、小説コンテスト「第5回百合文芸小説コンテスト」の受賞作品がついに決定しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
応募要項を見る
大賞
賞金20万円、コミック百合姫に扉イラスト・挿絵イラスト付きで掲載
「ラブレターとは、返事のない手紙である」
小説『海辺のマリ―』に登場する一節だ。
出版されたのは数十年前だが、映画化もされ、教科書に採用された時期もあったから、知っている人も多いだろう。現在でも中高生向けの良書として名前が挙がる。
しかし、良く知られているとおり、本作は盗作である。
盗作者の名前は榊葉瑞枝。
他の著作はない。ただし、この筆名では。
佐々木忍、小田幸美、武藤かなえ、高麦行介、洋三太郎
上記はすべて榊葉の変名である。
いくつもの筆名を用いて、三百冊あまりの著作を残したが、文壇的成功に至ったのは『マリー』ただ一つである。
ベストセラー女流作家はこの世界に何を思い、何を感じ、盗作をするに至ったのか。
没後十年の節目に、関係者らへのインタビューを通して彼女の人生を振り返る。
「追悼記事」という形式や「盗作者」というトピックでしっかり目を引きつつ、最後まで物語として楽しめるように練られていた点に唸らされました。徐々にピースがはまっていく感覚や、印象に残る締め方など、工夫と綿密さを感じる一作。(コミック百合姫編集部)
コミック百合姫賞
賞金10万円、コミック百合姫にてコミカライズ検討
プラネット・ウェルは、一ヶ月半後に小惑星が衝突し終末を迎える。そのため惑星の住人は他の惑星への移住を進めている。
主人公、ティグリスは惑星移住のための試験で不合格となり、医師の診察を受ける。医師タイプのヒューマノイドロボット、マナセはティグリスの欠陥を指摘し、改善策として「私と友人になるのはどうかしら」と提案する。
ティグリスとマナセは、毎日会い、少しずつ親交を深めていく。会話し、食事を共にし、植物園へ遊びに行った。ティグリスの住むアパートの管理システムが停止してからは、マナセの部屋で二人は共同生活をするようになった。
惑星移住試験の再試験一週間前、ティグリスはマナセと二人で海へ行き「あなたとともに死んでしまいたい」と願う。マナセは頷かず、自らのバックアップデータの入った指輪をティグリスに渡す。「いつかまた会いましょう」と約束をして。
終末までの期限の中、人間らしい感情を得ようとする人間・ティグリスと、感情豊かなロボット・マナセという対比的なキャラクターが魅力的な作品。ラストシーンも、王道なシチュエーションを二人らしさを感じる形でしっかり書き上げていて印象的でした。(コミック百合姫編集部)
新潮文庫nex賞
賞金10万円、新潮文庫nex編集室の担当が付き、書籍化検討
南北戦争直前のアメリカ南部にて、奴隷のケイラはキャシーお嬢様に仕えている。
裕福な農園主の娘で何不自由なく育ったキャシーお嬢様は、差別の横行する南部社会に嫌悪感を抱き、文字の世界に閉じこもっている。活字で仕入れた奴隷解放運動に共鳴し、ケイラへの好意を隠さないお嬢様への嫌悪を隠しながら、ケイラは「働き者の感心な奴隷」として日々をやり過ごしていた。
不自由で屈辱的ではあるが安定した日々に埋もれていたある日、ケイラは奴隷解放主義者たちからなる組織「地下鉄道」の末端から声をかけられる。先んじて南部から逃亡した家族が待つオンタリオへ向かう準備をせよ、と伝えられたケイラは迷った末に南部を捨てる決意をする。
しかし計画の実行日にひと悶着がおき、お嬢様は自身の父親を殴殺する。それはケイラを救わんがための凶行であり、ケイラは足手まといなキャシーお嬢様を連れて北へ向かわざるを得なくなるのだった。
奴隷の黒人少女と、彼女が仕えるお嬢様という設定や二人の関係性が新鮮でした。「自由黒人」になるための逃亡に白人お嬢様を伴っていくというお話の展開が『荊の城』を彷彿とさせ好みでした。この二人のその後が気になります。(新潮文庫nex編集室)
書泉百合部賞
賞金3万円、書泉百合部限定グッズ
愛は性別も年齢も立場も超える。ガリ勉BLオタクの医大生・月子は、中学時代に好きだった同級生の不良美少女・アサヒと偶然再会する。彼女は未婚のシングルマザーになっていた。おませな5歳の娘・ひかりを交え、三人は急速に仲を深めるが、アサヒは職場の上司の田中と付き合い始める。交際をよく思わない月子と、今の状態から脱したいアサヒは徐々にすれ違う。ある日月子のもとに訪れたアサヒは、これから娘を連れて田中の両親に結婚の挨拶をしに行くと告げる。そこで初めてお互いが両思いだったことを知るが、好きだけではダメなんだと言ってアサヒは去って行く。その後ひかりからSOSの連絡が入り、月子は二人のもとへ走って駆け落ち同然に連れ出す。三人は深い絆で結ばれていることを確認する。
春にはひかりの小学校の入学式に立ち会うアサヒと月子がいた。ひかりは「最近の家庭はママが二人いるのも珍しくないんだよ」と言い、月子は頬を赤らめる。
学生時代の恋に恋する甘酸っぱい気持ちから、大人になっていく過程で社会の固定概念に抗いながら深くなっていく関係性が疾走感のある文章で綴られていてとても没入感がありました。話の後の主人公達が待ち受けるのは明るい未来であって欲しいと願いたくなる幸せな気持ちにさせてもらえる作品です。(書泉百合部)
EARLY WING賞
賞金3万円、EARLY WING所属声優2名 (本郷里美・鷹村彩花) によるボイスドラマ化
非凡な幼馴染を喪った「私」は悲しみに暮れることも出来ずに日々を過ごす。彼女との衝突、不和、怒りの原因が何なのかを過去を振り返りながら少しずつ整理していく。卒業間近に自身の気持ちに整理をつけるために、一人走る。靄に覆われていたような気持ちが走ることで僅かに晴れ、彼女を喪ったことを受け入れ、初めて涙することが出来る。辞めるつもりだった陸上を、彼女の残した手紙に従ってもう少しだけ続けていくことを決意する。
表現や言葉のひとつひとつが丁寧かつリアルで没入出来ました。私は大抵、本1冊を読むほどの気力や時間がないような仕事帰りに癒しを求めてpixiv小説を読んでいます。なのでどんなコンディションでも無理なく読める手軽さ、そして何より普段小説を読まない人でも読みやすいのでは無いかという所も加味して選考させて頂きました。この作品は表現や言葉選びは少し文学的なのに疾走感があり読みやすく、世代や好みを問わず楽しめると感じました。何より最初の一文で惹き込まれ、読了感は爽やかなのに後を引く内容でした。個人的にこういう少しノスタルジックなお話が好きというのもあり、是非朗読させて頂きたいなと選ばせて頂きました。(鷹村彩花)文章から受ける気持ちにこちらも喉の奥がツンとします。 彼女が居なくなってしまった事を確かめるように日々を過ごす「私」。 誰もが大切な相手に対して抱いたことのある感情が、切なくも美しく綴られていました。 「私」の考えがまとめられていくと同時に、読み手の私達の頭の中も整理されていきます。 喪失を認識する度、胸が締め付けられますが読み終わる頃には優しい気持ちになります。 誰かの存在が誰かを生かす、素敵なお話でした。(本郷里実)
pixiv賞
図書カード2,000円
2027年。大学生活に倦んだ〝私〟は、憂鬱を忘れられる趣味を探してミニシアターに足を運び、不健康を絵に描いたような映画好きの〝先輩〟と出会う。〝先輩〟はヘビースモーカーで『瑤姫』という独特な煙草を愛飲している。2人は週末に映画を見るだけ関係を続け、その中で〝私〟は憂鬱から逃れる術を手にし、〝先輩〟の抱える痛みを知っていく。〝私〟は徐々に感化されながらも、その関係が刹那のものであると理解していく。
 2037年。東京の移民居住区で煙草屋を営む張南海は、鬱屈とした日々の中で1人の客と出会う。癖が強く敬遠されがちな『瑤姫』を好む女は秋津静夏と名乗り、度々煙草を買いに来ては南海と言葉を交わしていく。2人は〝先輩〟の話で繋がり、映画を通じて交流を深めていく。クリスマス、秋津に屋上へと呼び出された南海は、都心部での爆発を見る。そして秋津が諦めないこと、一切が「クソ映画」の序曲であることを理解する。
近未来でありながらも退廃的で、人の無気力さややるせなさを感じる雰囲気が印象的な作品でした。特に煙草や映画といったアイテムの使い方が素晴らしいですが、会話が少し説明的になっているところが惜しいと感じました。
中学二年生の宮島るかは、宮島総合病院院長の孫娘。ある日担任に頼まれて、重い病気でずっと入院しているクラスメイトの佐倉由姫を見舞いに行く。余命幾許もない由姫と、親に強制される医者という進路への反発心から漠然とした希死念慮を抱えるるか。二人は最初衝突しながらも、お見舞いの回数を重ねるうちに強い友情を育んでいく。由姫の死後、彼女の残した手紙を読み、「生きてほしい」という自分への想いに胸打たれるるか。由姫を想うあまり葬式で暴れ遺族に叱られた帰り道、手紙の内容を思い返し、生きて医者になることを胸に誓うのであった。
鮮烈な作品で、登場人物のまっすぐな感情から生じるストーリーの没入感が群を抜いていました。特に思わず共感してしまうような10代特有の複雑な悩みが丁寧に描かれており、とても引き込まれました。
イタリア・トリノに留学している月季は、夏に友人と訪れた郊外の山中で吸血鬼の女・ローゼイに出会う。月季は警戒しつつも、このヒトならざる存在と友人になり、やがて定期的にローゼイに血を分け与える関係になる。幼いうちに死んだ姉の代わりとして母に育てられたと感じていた月季は、自分という存在に実感が持てずにいた。そんな自分の血を唯一無二と言うローゼイに、月季は次第に心を動かされていく。己の過去を明かさないローゼイとの摩擦を経験しながらもそれを乗り越え、ふたりは再び互いに向き合う決心をする。ローゼイは自分を今の姿に変えた女吸血鬼との過去を語り、彼女の影にずっと囚われていたことを告白する。それをも受け止めた月季は、ローゼイと想いを伝え合う。冬、はじめて出会った丘の上で、ふたりは愛を確かめ、未来を約束する。
吸血鬼と人間の種族を超えた二人の関係が美しく、読み進めたくなるような物語の構成に光るものがありました。イタリアを舞台に、綿密に描かれた街の風景が登場人物の心情とマッチしていて良かったです。
「私」は小さな製菓会社に勤める事務員。アイドル・山咲のばらの大ファンだ。恋人に振られても、仕事がしんどくても、のばらがいれば「私」は生きていける。ところがある日、のばらに熱愛スキャンダルが発覚。芸能活動を自粛するのばらに、日々の活力の供給源を失う「私」だったが、製菓会社にのばらの声でクレームの電話がかかってきて……。人気絶頂から真っ逆さまに転落するアイドルと、それでも彼女を愛するファンの、不器用な交流の物語。
自分が辛い時に救ってくれた崇拝対象のような推しのアイドルと、クレーム電話を通じて交流するというアイデアが素晴らしく、とてもワクワクする作品でした。百合としての魅力が伝わるような描写がもう一声あると、さらに良くなると思います。
七年前に亡くした妻に囚われる男〈町野司〉の元に、妻〈町野遥香〉の古い友人だという女性〈白井佐名〉が訪れる。納骨をせず自宅に置かれている遺骨に手を合わせ、遥香の思い出を共有するうち、司と白井は親しくなっていく。
 しかし、白井という名前は偽りであり、遥香と愛し合っていたが結ばれなかった彼女は、いつか旅をしようと結んだ約束を果たすため、遥香の骨箱を持ち去って司の前から姿を消す。
 女性の正体は知れず、遺骨は戻ってこないが、その後、司の元には骨箱を抱いて日本各地を巡っている彼女の写真が送られてくる。
 約束を果たした彼女のおもいを受け止めた司は、自らもまた彼女たちに向き合えるように、遥香と暮らしていた町から旅に出る。
何重にも積み重なった話の仕掛けが面白く、引き込まれました。心理描写が繊細で、主人公の複雑な気持ちがダイレクトに伝わります。百合が強く押し出されるストーリーではないですが、妻と「彼女」が想い合う気持ちの強さを感じられる作品でした。
共学化が決まり、歴史に幕を閉じる女子校での、最後の卒業生である松沢芽依(まつざわめい)と、篠塚咲綺(しのづかさき)という、美術部に所属する女の子達のお話。芽依は才能溢れる咲綺の絵に向かう背中に出会う。無表情で冷たい印象の同級生が、実は食いしん坊で可愛いという一面を知り、友達となり、親友となっていく。いつしか恋心が芽生えるが、それまで自分は普通に男子が好きだと思っていたため、この恋心が本当なのか正しいものなのか自信が持てず、友達で居続けた方がいいとその気持ちを秘密にしていた。卒業式の日に、もう二度とこんな風に毎日会うことができない寂しさから、芽依は勢いで咲綺にキスをしてしまう。戸惑った咲綺は、「ずっと友達でいてほしい」と芽依に告げるのだった。それから数年後、大人になった二人が再び出会う話です。
友人を好きになってしまった葛藤と、友情と恋心の狭間で悩む気持ちが繊細に表現されているところが良かったです。無難な設定である分、どこか突き抜けるようなひとひねりが欲しいという印象でした。
二人組アイドルとしてデビュー10周年を迎えた百花と朱音。ドームツアーの発表を前にして、朱音は「アイドルを辞める」と言い出す。それぞれが出会ってから今日までのことを振り返り、そしてぶつかりながらもドームツアーの公演が始まる。
赤色のセンターになりたかった百花。百花の隣にいたかった朱音。
一生アイドルでいることが夢になった百花。アイドルを辞めてセンターに立つ百花を彩る衣装を作りたいと思う朱音。
少しずつ変わっていく二人が駆け抜ける、最初で最後のドームツアーのお話。
引退宣言をしたところから話が進んでいく、という印象的な展開から目が離せませんでした。正反対な二人のキャラクターがしっかりと立っていて、どちらかに見劣りがないのも良かったです。
雨晴七華という名前でvtuber活動をしている相原雫は、ある日自分の「ぬい」を落とした女性を呼び止めてしまう。その落とし主は野中琴音といい、雫のことを雨晴七華のファンだと誤解する。同じファン同士一緒に語ろう、仲良くしようと距離を詰める野中に雫は困惑、身バレを恐れて拒否しようと決める。けれど彼女のペースに乗せられ、いつしか友達として一緒に過ごすようになってしまう。
 雫が野中を遠ざけたい恨めしいと思うのは、雫が冴えない容姿であり、野中が美人だからであった。しかし、雨晴七華のファンであることは嬉しい。雫はどうにか、彼女を拒絶しようと心に決めるが、そう決意した矢先、野中に告白されてしまうのだった。
リアルとバーチャル、推される側と推す側など、様々な関係性の狭間で揺れ動く人間の感情がありのままに表現されていて面白かったです。展開をもう少し丁寧に描くことで、さらに心に残る作品になるのではと思います。
祝部羽子の幼馴染み、永口颯子が死んだ。随分前からその予兆はあったけれど、訪れてみればそれは一瞬の隙をついて襲ってきた。生前の颯子の意思に基づいて遺灰を託された羽子。羽子は颯子との思い出を夢に見ながら、生前の彼女が語っていた「理想の葬られ方」についてあれこれと想いを巡らせる。いつしか思い出は夢の中で空想と混じり合い、そんな中でも生前の変わらない様子の夢の中の颯子は羽子にある一つの決断を下させるのだった。
現実と回想シーンが入れ替わり綴られ、生前の思い出や二人の関係が静かに描かれる様子が素敵でした。悲しさと切なさが混じり合う雰囲気が良い作品ですが、フックとなるものがもうひとつ欲しいと感じました。
 絶滅危惧種として動物園で管理されていた人間たちは、さらに感染症により瞬く間に激減した。活発化する繁殖促進活動も実を結ばず、ノウマとバクはついにふたりぼっちとなった。動物園職員はもはや余生を過ごすだけの彼女たちを檻から解き放った。
 野生の血が濃いバクは幼いころから動物園を呪い、外の世界への憧れを強く抱いていた。ノウマは広大な土地で命を燃やして輝くバクの姿に、それを見守ることのできる環境に幸福を感じていた。口にする食糧を選び、自ら寝床を探し、飲み水のおいしさに笑う自由がそこにあった。
 ノウマは真実を語る口を閉じ、真実を見る目を閉じた。これを開くのはバクの命が天秤にかけられた時だけと決めていた。
外への憧れを強く抱くバクとそれを見守るノウマ。2人の関係が、実は見たままではないのだと分かる展開がとても面白かったです。複雑な設定を魅力的なキャラクターと合わせることで、勢いがあり読みやすい作品に仕上がっていました。
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「第5回百合文芸小説コンテスト」では、女性同士の恋愛や友愛などの関係性をテーマにした小説を募集いたします。優秀作品には賞金が贈られるほか、コミック百合姫への掲載やコミカライズの検討などの展開を予定しております。

ピクシブは、参加ユーザーが本投稿企画に作品を投稿することにより、参加ユーザーが本応募要項をすべて読み、内容に同意したものとみなします。
本投稿企画に参加いただく前に、必ず本応募要項を読んで、投稿してください。
開催期間
2022年12月20日〜2023年3月5日 23:59
受賞賞品
大賞
両部門合わせて1名
賞金20万円
コミック百合姫に扉イラスト・挿絵イラスト付きで掲載
コミック百合姫賞
両部門合わせて1名
賞金10万円
コミック百合姫にてコミカライズ検討
新潮文庫nex賞
両部門合わせて1名
賞金10万円、新潮文庫nex編集室の担当が付き、書籍化検討
EARLY WING賞
短編部門より1名
賞金3万円、EARLY WING所属声優2名(本郷里実・鷹村彩花)によるボイスドラマ化
書泉百合部賞
短編部門より1名
賞金3万円、書泉百合部限定グッズ
pixiv賞
両部門より複数名
図書カード2,000円
全受賞者副賞
複数名
短編部門:2023年にピクシブより発行予定の冊子へ収録
長編部門:pixivノベルへ掲載
1.定義
・ピクシブ:ピクシブ株式会社。本投稿企画の主催者です。
・一迅社:株式会社一迅社コミック百合姫編集部。本投稿企画の共催者です。
・新潮社:株式会社新潮社新潮文庫nex編集室。本投稿企画の共催者です。
・EARLY WING:株式会社EARLY WING。本投稿企画の共催者です。
・書泉百合部:株式会社書泉。本投稿企画の共催者です。
・pixiv:ピクシブ株式会社が運営するサービス https://www.pixiv.net/
・本投稿企画:第5回百合文芸小説コンテスト
・本応募要項:「第5回百合文芸小説コンテスト」応募要項
・共通規約:ピクシブ株式会社 サービス共通規約 https://policies.pixiv.net/
・参加ユーザー:本投稿企画へ参加するユーザー
・参加作品:本投稿企画参加作品

2.参加方法
テーマ・投稿形式に合わせて小説を執筆し、参加タグを設定した上で、開催期間内にpixivへ投稿してください。

・テーマ
女性同士の恋愛や友愛などの関係性をテーマにした小説を募集します。

○こんな作品を求めています
女性同士の交流の中で生まれる、特別な親愛・関係性が描かれた作品。思わず口にしたくなるようなセリフや、心に沁みるシチュエーションに出会えることを期待しています。

▼コミック百合姫とは
毎月18日発売、女の子の思いを描いた唯一無二のガールズラブ専門誌です。 百合姫コミックスも雑誌と同じ毎月18日発売。雑誌・単行本ともに電子書籍も同時発売中。
http://www.ichijinsha.co.jp/yurihime/

▼新潮文庫nexとは
2014年に誕生した、新潮文庫内の次世代ラインナップです。キャラクターの魅力と、小説ならではの面白さを最大限に追求した文芸作品を毎月刊行しています。
https://www.shinchobunko-nex.jp/

▼EARLY WINGとは
声優マネジメント事業を中心に、声優育成事業や音響制作事業などを幅広く手掛ける声優事務所です。
http://earlywing.co.jp/ewblog/

▼書泉百合部とは
書店「書泉」の百合好きスタッフが、百合作品を盛り上げる為に結成した部活動。
各店舗で棚の展開等を行い、ツイッターでも随時百合作品の情報を発信しています。
https://twitter.com/shosenyuribu/

・投稿形式
形式:小説
文字数:5,000字以上
※本文の文字数により自動的に応募部門が振り分けられます。
 短編部門(5,000字以上~19,999字以下)
 中・長編部門(20,000字以上)
pixivの投稿画面・作品画面上の表示を基準とします。シリーズ形式で投稿する場合、シリーズ全体の文字数で計算します。

投稿数:1点以上、複数作品の投稿可能(ただし、同じ作品を複数投稿することはできません)
表現内容:オリジナル作品(必ず「オリジナル作品」にチェックを入れてください)
年齢制限:全年齢
pixivでの公開範囲:全体に公開
作品の言語:日本語

※シリーズのあらすじ、もしくは作品(複数話ある場合は1話)のキャプションに200字以上~400字以内のあらすじをお書きください。中・長編部門への応募作品は、結末まで記載されたあらすじをお書きください。
※「このあらすじはネタバレを含みます」といった注意書きを記載しても構いませんが、あらすじの文字数にはカウントいたしません。また他サイトへの誘導などを含む場合は応募要項違反となります。
※一シリーズの中の一部作品で参加することはできません。シリーズの一話目に参加タグをつけてシリーズ全体で参加するか、シリーズに所属していない読み切り作品で参加してください。
※参加作品は、未発表のもの、オリジナルのもの、ご自身に著作権があるものに限らせていただきます。なお、以下に例示する行為について、単体では「発表」に当たりません。ただし、その他の発表行為等がある作品は、本投稿企画へ参加できません。
1.参加ユーザー自身が主催・運営するblog等のWebサイトにて発表した作品
2.参加ユーザー自身で作品の修正・削除等が可能な非営利目的の小説投稿サイト(pixivを含む)にて発表した作品
3.過去に本投稿企画以外のコンテストに応募し選外となった作品または受賞後、商品化の展開・予定がない作品
4.「百合文芸小説コンテスト」「第2回百合文芸小説コンテスト」「第3回百合文芸小説コンテスト」「第4回百合文芸小説コンテスト」に応募し選外となった作品に対し、改稿等を行った場合
5.参加ユーザーが制作・発行した同人誌や電子書籍で、出版権を第三者に譲渡していない作品(他者が編纂したアンソロジー集に収録されている作品も含む)
※参加作品は選考結果発表まで削除・非公開化などを行わないでください。また、受賞作品については選考結果発表後も削除・非公開化などを行わないでください。

・参加タグ
百合文芸5

※シリーズ形式での応募の場合、シリーズの1話にのみ参加タグを設定してください。同一シリーズの2話以降に参加タグを設定する必要はありません。

・参加資格
pixivのユーザーであって、本応募要項すべてに同意された個人(企業またはおよび複数の方による共同作品は参加できません)
※未成年の方は、本応募要項への保護者の同意を得た上でご参加ください。


3.注意事項
・結果発表について
本コンテストの結果発表は、コミック百合姫2023年8月号(2023年6月発売予定)・pixivにて行われる予定です。受賞作品においては、作品およびpixivのペンネームが、pixiv公式のTwitter、Facebookページなどのpixiv公式SNSアカウント、コミック百合姫の各媒体や公式SNSに掲載される可能性があります。
参加ユーザーへ選考結果を個別にお知らせすることはありません。

・日本国外からの投稿について
(1)日本国外在住の方も参加可能です。本応募要項に同意の上、ご参加ください。
(2)賞品の一部は日本国外への送付ができない場合があります。送付先が日本国外となる場合、賞品は講評のみとなります。

・選考の対象について
次の各号に該当する作品(参加作品のタイトル、キャプション、タグ、ニックネームを含みますがこれに限りません)は、選考対象外となります。選考対象外の作品は、ピクシブの判断において、本投稿企画に関連する各種ページより取り下げる場合があります。また、選考後に以下に該当することが発覚したときは、授賞の取り消しや賞品の返還等の措置を取る場合があります。

①「参加方法」に定められた内容を満たしていないもの
(例。以下は一例ですがそれに限られません)
・テーマに関連がないとピクシブが判断した作品
・参加タグが設定されていない作品
・pixivでの公開範囲が「マイピク限定」「非公開」に設定されている作品
・pixivでの閲覧制限が「R-18」「R-18G」に設定されている作品
・開催期間を過ぎて投稿、編集された作品(誤字やキャプションなど軽微な編集を含む)
・企業または複数の方による共同作品
・保護者の同意を得ずに参加した未成年ユーザーによる投稿作品

②「共通規約 第14条 禁止行為」の各号に該当するもの
(例。以下は一例ですがそれに限られません)
・ピクシブ、もしくは第三者の著作権、意匠権等の知的財産権(共通規約 第21条第1項に定義。)、その他の権利を侵害する行為、または侵害するおそれのある作品
・残虐表現、またはわいせつ表現など第三者へ不快感を与える作品
・ピクシブ、もしくは第三者の財産、肖像権などプライバシーを侵害するもの、または侵害するおそれのある作品
・当社もしくは第三者を不当に差別もしくは誹謗中傷し、第三者への不当な差別を助長し、またはその名誉もしくは信用を毀損する作品
・公序良俗に反する作品
・その他共通規約 第14条の各号に該当する事項が確認される作品

※②に該当する作品については、ピクシブより、参加作品かどうかに関わらず「共通規約 第15条 違反行為等への処置」に基づく措置を講ずることがあります。

③その他
・同じ作品を複数回投稿しているもの
・第三者からの依頼や、pixivのリクエスト機能により制作した作品(リクエストリワードを含む)
・既に商品化されている作品、商品化の予定がある作品、第三者に出版権を譲渡している作品、他のコンテスト等に投稿済みの作品、または他のコンテスト等で受賞した作品
・本応募要項に違反するもの
・ピクシブからの連絡に対し、返答期限内に返答がなかった場合
・その他、ピクシブが参加作品として適切でないと判断したもの

・作品の権利について
(1)応募作品の著作権は、応募者に帰属するものとします。但し、ピクシブ株式会社は応募作品の全部又は一部を、本企画の広告宣伝物に複製等して、無償かつ無期限で使用することができるほか、当該行為を第三者(以下「再許諾先」といいます)に許諾すること等ができるものとし、応募者は、この旨予めご承諾いただくものとします。またこの場合、応募者は、ピクシブ株式会社及び再許諾先が、当該応募作品の応募者名(pixiv上のニックネーム)を明記・明示して使用することができることにつき、予めご承諾いただくものとします。

(2)受賞者は、一迅社及び新潮社に対し、参加作品が受賞した時点(受賞者とピクシブとの間で、受賞に伴う諸情報入力フォームへの入力等のお手続きが完了した時点。以下、「受賞した時点」といいます)で、受賞作品の利用(書籍化、電子書籍化、コミック化、アニメ化、実写映像化、ゲーム化、商品化、デジタル商品化等、受賞作品を翻訳・翻案・複製等したうえ利用することをいい、当該利用を第三者に再許諾すること等著作権法27条及び28条の権利を含みます。以下同じ)を独占的に許諾することにつき、予めご承諾いただくものとします。また参加作品が受賞した場合には、受賞した時点で、受賞者は、一迅社及び新潮社の事前の承諾なくして、受賞作品を自ら利用し、又は一迅社及び新潮社以外の第三者に利用させることはできないものとします。

・情報の取扱いについて
ピクシブは、本投稿企画への投稿に際していただいたすべての情報を、本投稿企画の選考および参加ユーザーへの受賞通知のためにのみ使用するものとします。

賞品の送付のために新たに収集する個人情報は、本投稿企画の賞品発送が完了次第、適切に消去いたします。個人情報取扱事業者についての詳細はピクシブのプライバシーポリシー(https://policies.pixiv.net/#privacy)をご覧ください。
一部賞品の送付に際しては【主催者】に個人情報を開示する場合があります。
一迅社は株式会社一迅社のプライバシーポリシー、新潮社は株式会社新潮社のプライバシーポリシーに基づき取り扱うものとします。あらかじめご了承ください。

4.免責事項
(1)参加ユーザーは、自己の責任において本投稿企画に参加するものとします。
(2)ピクシブおよび共催者は、本投稿企画において、参加ユーザーとその他の第三者との間で生じたいかなる紛争についても、その原因の如何を問わず、いかなる責任も負担しないものとします。
(3)本投稿企画は、システムのメンテナンス等、ピクシブ株式会社が必要と判断した場合には、事前に何ら通告なく休止する場合があります。
(4)ピクシブおよび共催者は、参加ユーザーが本投稿企画に関して被ったいかなる損害(本投稿企画の中断、中止に起因するものを含み、これに限定されない)についても、その責めを負わないものとします。
(5)本応募要項に定めるピクシブおよび共催者の免責については、損害発生の直接的原因となる事由がピクシブおよび共催者の故意または重過失による場合には適用しないものとします。
(6)ピクシブおよび共催者は、本投稿企画へ参加するにあたり、参加ユーザーに生じた諸費用については一切負担しません。

5.お問い合わせ
(1)本投稿企画に関するご意見、ご質問がございましたらこちらまでご連絡ください
(2)お問い合わせいただく際は必ず「返信先メールアドレス」「ニックネーム」「問い合わせ内容」をご記入ください。また、件名は必ず「第5回百合文芸小説コンテストについて」としてください。
(3)電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
(4)選考過程についてはお答えできません。

6.準拠法と裁判管轄
本投稿企画および本応募要項に関する事項には日本法が適用されます。また、本投稿企画および本応募要項に関するピクシブと参加ユーザーとの間の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

以上
1. 応募の決まりを確認しよう
応募条件はコンテストごとに違います。
よく読んで、作品の構想を練りましょう。
2. テーマにそった作品をつくろう
開催期間:2022年12月20日〜2023年3月5日
3. できた作品に「百合文芸5」タグをつけて投稿しよう
投稿する前にもう一度、投稿形式が応募条件を
満たしているかチェックしましょう。
4. 応募完了!
審査が終わるまでお待ちください。
コンテスト結果が発表されると通知が届きます。
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